露、改憲国民投票スタート プーチン氏続投の是非に焦点(産経新聞)

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 【モスクワ=小野田雄一】ロシアの憲法改正の是非を問う国民投票の期日前投票が25日、始まった。本投票日は7月1日。プーチン大統領の2024年以降の続投も可能にする規定への賛否が焦点で、投票者の過半数が賛成すれば新憲法が施行される。  モスクワの投票所で賛成票を投じたという無職のセルゲイさん(72)は「ロシアにはプーチン氏に匹敵する政治家はいない」と話した。反対票を投じた警備員のバレンティンさん(42)は「プーチン氏は自分の利益のため国を奪った泥棒だ」と批判した。  改憲は今年1月、プーチン氏が提案。大統領や議会の権限変更や大統領の任期制限を現行の「連続2期」から「最大2期」に変更する内容。3月にプーチン氏の過去の任期数を帳消しにする規定が盛り込まれ、現在連続2期目(通算4期目)で24年の大統領選に出馬する資格がないプーチン氏に5選の道が開けた。  仮に新憲法が施行され、プーチン氏が24年の大統領選に出馬して勝利すれば、36年まで最大2期12年にわたって大統領を続けられる。プーチン氏は24年の出馬を否定していない。  露政権は今月24日、国民の愛国心を刺激して改憲を実現する思惑から、第二次大戦の戦勝パレードを実施した。国民投票は当初、4月22日の予定だったが、新型コロナウイルスの流行で延期された。ロシアではなお連日7千人規模の感染拡大が続き、投票所で感染が拡大する懸念もある。

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(2020/06/25)