子どもの“正しい”産み時なんてあるの!? アンコンシャスバイアスを探す。(VOGUE JAPAN)

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社内取材を進めると、私以外にも東京勤務になる前に地方で出産した女性は、どんなに優秀であっても(この業界が好きな特ダネをたくさん取っていても!)、明らかに不当な扱いを受けている。男性社会でもまれて今がある女性上司たちからすると、私の叫びはわがままに聞こえるのだろう。 ばかばかしい質問ではあるが、私は入社1年目のとき、先の女性管理職に「子どもの産み時はあるのでしょうか」と尋ねたことがある。その時は、きっぱりと「ない」と言っていたのに。こうした職場にはびこる妙な慣例を変えたいと思う一方、娘の成長は見逃したくなかったので、悩んだ末に転職を選んだ。 この経験を通してわかったいいこともある。転職活動中、意外と幼い子どもがいる母親に対して寛容な会社が多かったことだ。「子育て中の人はたくさんいるから」とごもっともなことを言われたときは、心に抱えてた不安がスカッと晴れて、嬉しくて胸が熱くなった。 仕事は好きだ。家族は大好きだ。いきいきと働く母を見て、娘には育ってほしいと思う。そのために、たとえ「わがまま」と捉えられようが、家族と一緒に住みたいと願うことは何も悪いことじゃないはずだ。 晩婚化、高齢出産の傾向にある世の中だが、早く産むことにも仕事へのメリットはあるはずだ。中核を担うであろう40代のころには、育児に翻弄されることもなくなっているだろうから。20代での出産、何が悪い。

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(2020/06/25)