男児殺人未遂 親族の男に執行猶予付きの有罪判決(MBC南日本放送)

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鹿児島県出水市で去年、当時6歳の男の子の腹などを刺したとして、殺人未遂の罪に問われている親族の男の裁判員裁判で、鹿児島地方裁判所は25日、男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは、中国籍で出水市知識町の無職・敖涛被告(56)です。判決によりますと、敖被告は去年7月、出水市で当時6歳の親族の男の子の腹などを包丁で数回刺し、殺害しようとしたものです。男の子は全治1か月の大けがをしました。 25日の裁判で鹿児島地裁の岩田光生裁判長は「男の子を道連れに自殺しようとした犯行は計画的で殺意も強い」とする一方、「心身耗弱状態の犯行で、善悪の判断能力が著しく低下していた」などとして、懲役5年の求刑に対し、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。 弁護人によりますと、敖被告は控訴しない方針です。

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(2020/06/25)