サカナクション・山口一郎×川谷絵音、サブスク時代の「CDの売り方」を語る(J-WAVE NEWS)

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現在の音楽業界は、サブスクリプションが台頭してCDの販売が落ち、アナログレコードが少し伸びてきている。また、YouTubeなど動画配信コンテンツで音楽を聴くようにもなった。この流れを山口はどう捉えているのだろうか。 山口:個人的にはその流れは普通のことだと思っていて。ただ、レコード会社がCDをまだ売っていかないとビジネスとして成立しないとか、レコード業界自体がそういった性質のままだから残っているだけで、リスナーとしてはCDに縛られる必要はないと思う。ある種、リスナーの応援したい気持ちを利用しているっていうか。「このミュージシャンが好きだからCDを買ってあげたい」みたいな。それってアイドルの推しメンバーを上げたいみたいな思いなのかなって思う。だから、僕はCDがグッズみたいなものになっていくような気がする。 一方で、山口はサブスクリプションに関して、よくわからないところもあるという。 山口:例えば(売り上げの)分配方法とか、Apple Musicと他の会社のサブスクはぜんぜんパーセンテージが違うとか、どうしたらそこでビジネスとして成立するのかとか。まず、オンライン上で曲が流れるのとメディアで流れるのとではぜんぜん権利の関係も違ったりさ。 川谷:そうですよね。 山口:そういったところが整備されていないなかで、どんどんテクノロジーだけが先に行っている感じはするから、そのへんは声をあげていかないといけないような気はしているけどね。 川谷:確かにいまだによくわからないですもんね。あのパーセンテージ。 山口:リスナーもCD一枚に対してミュージシャンにいくらキックバックがあるのかって想像できてない人が多いじゃん。だからミュージシャンがレコード会社とマネジメント会社と契約してCDを出す時代は終わる気がする。マネジメント会社とレコード会社の関係みたいなものも一緒に変化していくんじゃないかなと思う。

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(2020/06/25)