中1男子自殺か 市内で葬儀 「いじめがあった…」母親の思い 北海道登別市(HBCニュース)

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 「『部活はやめたいな…』と言ってたんですけど、理由をとにかく言わないんですよ。なぜか」(死亡した虎太郎さんの母親・工藤ゆき美さん)  今月22日、死亡した、登別の鷲別中学校1年の工藤虎太郎(くどう・こたろう)さん。25日、市内で葬儀が行われ、母親のゆき美さんがHBCの取材に応えました。  「ゲームが好きで、将来は自衛官になりたくて、いつでも私たちを守れるように準備するような子でした。とっても優しい子でした」(工藤ゆき美さん)  虎太郎さんは、今月22日午前8時ごろ、自宅アパートを出た30分ほど後に、敷地内で倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。アパートの4階と5階の間の踊り場には、かばんが残されていました。警察は飛び降り自殺したとみて調べています。  運動部に所属していた虎太郎さん。ゆき美さんには生前、いじめなど具体的な悩みを打ち明けることは無かったといいます。  「相談はなかったんですよね。ただ、『部活に行きたくない』と言ってたのがポロッとあった」(工藤ゆき美さん)  市教委は、全校生徒に記名式のアンケートを行い、いじめの有無など事実関係を調べています。  「父兄の話、子どもの話、いろんなことを聞いて、いじめがあったんだということを、本当に後々知らされたんですけど、(虎太郎さんが)周りには漏らさなかったということはわかります。もし虎太郎のことを学校生活で何らかのことを聞いてる子たち、きっと怖くて勇気がいることだと思いますけど、もし何か知ってることがあれば教えてほしいなと思っています」(工藤ゆき美さん)  市教委は、いじめ防止対策推進法が定める「重大事態」にあたるとみていて、弁護士らで作る第三者委員会に諮問することを検討しています。  子ども相談支援センターでは、いじめや不登校などに悩む子どもたちや保護者からの電話相談を24時間行っています。  番号は、0120‐3882‐56。  メールによる相談も行っています。アドレスはdoken-sodan@hokkaido-c.ed.jpです。

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(2020/06/25)