トム フォードの自動巻き時計 クラシックな表情が際立つ意外性(CREA WEB)

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時計  スタイリッシュでセクシー。  今まで私がトム フォードに抱いていたイメージからすると、この時計は、ちょっと意外な驚きがありました。 【関連記事】TASAKI 「balance」シリーズ10周年記念コレクション  トム フォードの時計が新たに発売になると聞いて私が想像したのは、都会の夜に似合いそうなゴールドやダイヤモンドが輝くデザイン。  しかし、私の予想をいい意味で裏切ってくれたのが、この時計。  大きなフェイスのユニセックスで、ウォッチカフをつけても外しても使える2ウェイ。  パッと見の派手さはありませんが、この時計には、“シンプルな強さ”があると思うのです。  ジュエラーやウォッチメゾンの時計と違い、トム フォードの時計は、彼の提案するモードの世界の延長線上にあると思います。  幅広のウォッチカフは、ファッションアイテムとしても映えるデザインです。  もしもこの時計にダイヤモンドがちりばめられていたら、彼の服に合わせると、おそらくトゥーマッチ。  例えば、今回のような、スペシャルな純白のジャンプスーツに、ユニセックスな時計をさらりとつけているのが、モダンであり、今の気分なのだと思います。  洋服だけでは表現しきれない、旬のムードや個性を、ふっと時計で香らせる……この時計を見た時の“意外な驚き”は、素敵な時計の効かせ方を改めて考えるきっかけになりました。 本格派の機構が楽しめるシースルーバック仕様。幅広のウォッチカフを取り外すと、クラシックな表情が際立つ。針の先にサークルがついており、数字が覗くデザインに遊び心が。「普段着に合わせるなら、ぴったりとしたニットか、上質な素材のオーバーシャツ。どこの街というより、“トム フォードの世界”に住んでいる、洗練された女性がイメージです」 伊藤美佐季(いとう みさき) ジュエリーディレクター、スタイリスト。フィレンツェに遊学、帰国後スタイリストに。つける人の個性を活かしたスタイリングは、女性誌のほか多くの女優からも支持が高い。ジュエリーに関する講演などでも活躍。近著に『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)。

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(2020/06/25)