「みんな同じ」から「個々中心」に? 新しい社会を生きるために、必要な考え方とは(ファイナンシャルフィールド)
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今回のコロナショックによって、今まで大勢の人が一堂に会することで、いかに多くのことを学び、多くの人脈を作ってきたかということがよくわかりました。
同時にさまざまな資格試験は、多くの受験者が1つの空間をシェアするという、感染拡大に関して言えば典型的なNG行為の「三密」であることもあらためて思い知ったと思います。
例えばTOEIC試験ですが、今年2020年3月~6月までの公開テストはすべて中止です。年間公開テスト12万人、IPテスト(企業や学校など団体が主催で随時実施)12万人、と併せて24万人が受験しています(国際コミュニケーション協会公表資料。2018年実績値)。
公開テストだけに限れば、TOEICは年間10回実施していますので、ざっくり一度に1万2000人もの受験生が臨んでいる計算になります。
今年中止期間で受験予定だった人数は、単純計算で考えれば5万人ほどになります。
中には、「自信がなかったので試験が先送りになったことで、勉強時間が確保できた」とポジティブにとらえている方もいらっしゃるでしょうが、特に、「例えば3月の試験で昇進が決まる」といったように、具体的なゴールが設定されていた方にとっては大変なモチベーション・ダウンになったと思います。
また、そのような切羽詰まった方が、働き方が変わったことで、学習時間が思うように確保できずに投げやりになってしまったケースも耳にします。