文大統領 朝鮮戦争勃発から70年の記念式典に出席へ(聯合ニュース)

【リンク先抜粋】
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が25日午後8時20分ごろから、京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)で開催される朝鮮戦争の記念式典に出席する。朝鮮戦争勃発から、この日で70年となる。  政府が開催する朝鮮戦争の記念式に文大統領が参加するのは今回が初めて。朝鮮戦争に参戦した兵士に敬意と謝意を表し、礼を尽くす姿勢を示すためとみられる。  青瓦台(大統領府)の尹載寛(ユン・ジェグァン)副報道官はこの日の会見で、「国のために犠牲になった方には国が最後まで責任を負うという意思が行事に反映された」と説明した。  式典には朝鮮戦争に参戦した有功者や遺族、政府の要人など約300人が出席する。国に身を捧げた人たちに敬意を示し、「英雄に敬礼」をテーマに進行される。  会場には朝鮮戦争で戦死し、北朝鮮で見つかった韓国軍兵士の遺骨147柱も安置される。  遺骨147柱は24日に米ハワイを経て約70年ぶりに韓国に戻った。1990年代に北朝鮮で発見された後に米国に送られ、ハワイの米国防総省捕虜・行方不明者調査局(DPAA)で保管されていた。DPAAは紛争地での遺骨収容を専門とする機関で、今回返還された遺骨は同機関と韓国との共同調査により韓国軍戦死者のものと判定され、さらにこのうち7柱は朝鮮戦争中に起きた激戦「長津湖の戦い」の犠牲者であることが分かった。  遺骨は韓国の歌手ユン・ドヒョンの歌とともに会場に運ばれる。文大統領は遺骨を迎えた後、147柱の遺骨のうち、身元が確認された戦死者の家族と共に入場する予定だ。  文大統領は朴三得(パク・サムドゥク)国家報勲処長(閣僚級)、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官などと共に身元が確認された韓国軍と米軍の戦死者13人に対し、参戦記章を、朝鮮戦争当時の功績が確認された兵士の家族、戦死者遺族にそれぞれ武功勲章を授与する。  行事ではトランプ米大統領など朝鮮戦争に参戦した国の首脳らによる映像メッセージが上映される。  今年、政府は高齢の出席者の体調を考慮し、初めて暑さの収まる日没後に行事を開始することを決めた。

続きはこちら

(2020/06/25)