【海外競馬】衝撃的だった英GIゴールドCと米GIエイコーンS(東スポWeb)
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【TPC秋山響の海外競馬解析】先週は衝撃的なレースが2つあった。
ひとつは、英国のロイヤルアスコット開催の2日目(6月18日)に行われたGⅠゴールドC(芝19ハロン210ヤード)。
史上3頭目となる同レース3連覇を目指したストラディヴァリウス(牡6=父シーザスターズ、J・ゴスデン厩舎)が最有力であることは単勝1・8倍(1番人気)のオッズが示す通り衆目の一致するところだったが、その勝ちっぷりは戦前の予想をはるかに上回るものだった。
他馬の騎手が必死に追う中、鞍上デットーリ騎手は直線半ばまで持ったまま。そこからゴーサインが出されると、あっという間に差を広げ、最後は10馬身の大差をつける圧勝。ストラディヴァリウスは6歳になり最盛期を迎えた印象。少し距離不足の感はあるが、陣営が参戦を示唆する秋のGⅠ凱旋門賞でも目が離せない存在になりそうだ。
もうひとつの衝撃レースは20日に米国のベルモントパーク競馬場で行われたGⅠエイコーンS(ダート8ハロン)。
逃げたガミン(牝3=父イントゥミスチーフ、B・バファートキュウ舎)が直線後続との差を大きく広げ、18馬身3/4差のぶっちぎり勝ちを演じたのだ。しかも、勝ちタイムの1分32秒55はレースレコードを1秒50も更新するもので、コースレコードにも0秒31差に迫る。それを3歳牝馬が叩き出したのだから驚異的だ。これで今年3月のデビューから3連勝としたガミン。米国3歳牝馬路線に新スターが誕生した。