メジャー開幕7.24決定 “笑う大谷”と“泣くダル”…ナ・リーグもDH採用で(日刊ゲンダイDIGITAL)
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米大リーグ開幕が7月23日(日本時間24日)に決まった。
今季は60試合制で行われ、3地区制(東西中)で実施。アのみだったDH制はナでも採用される。
複数の米メディアによれば、60試合のうち同一リーグは40試合、インターリーグは20試合。
全試合がDH制になったことで、日本人選手で最も得をするのはエンゼルス・大谷翔平(25=写真右・ゲッティ共同)だろう。
今季、投打の二刀流に復帰する大谷はこれまで、DH制のないナの本拠地での交流戦は調子が良かろうが悪かろうがスタメンを外れてベンチ待機を強いられた。それがナの敵地でも打席に立てるのだから、シーズン短縮でもある程度の打席数を稼げる。本塁打量産の可能性もそれだけ高くなる。
そこへいくとDH制導入に泣かされそうなのはカブス・ダルビッシュ有(33=同左・ゲッティ共同)だ。
MLB公式サイトの下馬評では、ナも指名打者を使えるようになったことで、中でも打線が強力になりそうなのはカブスを含めたナ・リーグ中地区だという。
ダルは同地区との相性がいいとは言えない。対4球団(レッズ、カージナルス、ブルワーズ、パイレーツ)に対し、昨季は計14試合に登板して2勝5敗。唯一、勝ち越したのはブルワーズ(1勝0敗)だった。防御率にしても、そのブルワーズ(0・90)を除けば、他の3球団には4点台と精彩を欠いた。
ナ中地区の今季のDH候補はベテランから若手までくせ者が揃う。ダルは昨季、彼らに対して苦戦した。中でもカージナルス・カーペンター内野手(34)には8打数3安打の打率・375と打ち込まれた。
今季のダルは同地区との対戦が鬼門になりそううだ。