ソフトバンク津森満塁被弾のち…新人一番乗り初勝利(日刊スポーツ)

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<西武6-9ソフトバンク>◇24日◇メットライフドーム ソフトバンクのドラフト3位ルーキー津森宥紀投手(22)が12球団新人一番乗りでうれしいプロ初勝利を挙げた。 【写真】接戦を制し、勝利投手の津森(左)は、工藤監督からひじタッチで祝福される 宿敵西武との第2ラウンド。2点を追う5回から3番手でマウンドに上がった。先頭山川に死球を与えたものの、外崎、中村をともに中飛に打ち取ると、栗山は147キロの外角直球で空振り三振に切った。「こんなに早く勝利できると思ってなかったので、うれしい」。守護神森から記念球を手渡され笑みがこぼれた。 豪打レオ打線に臆することなく投げ込む新人右腕に味方打線が奮起した。6回表。今宮の1号3ランが飛び出し試合をひっくり返した。「悪夢」のプロ初登板から3日。夢のウイニングボールを手に入れた。プロ初登板となった21日のロッテ戦(ペイペイドーム)。先発二保が危険球退場。ブルペンでの準備もままならないままマウンドを引き継いだ。井上に148キロの直球をバックススクリーンに運ばれた。プロ初登板で第1打者に満塁被弾は史上初。プロの洗礼には厳しすぎる? 一撃を食らったが「自分が1人目。いいっすね。緊張はなかった」と引きずることはなかった。 6回1死から金子に四球を与え、先輩嘉弥真にスイッチ。ベンチでハラハラドキドキの展開を見守った。「強気でいかないと。思い切って投げようと思った。(初勝利に)これが本当の『いいっすね』ですね」。今季60試合登板を目標に掲げる男が、大きな1勝を手にした。【佐竹英治】 ◆津森宥紀(つもり・ゆうき)1998年(平10)1月21日生まれ。和歌山市出身。和歌山東を経て、東北福祉大では1年春からリーグ戦登板。大学日本代表にも選ばれ、18年全日本大学選手権では最優秀投手。19年ドラフト3位でソフトバンク入団。今季は6月21日ロッテ戦で初登板も、最初の打者井上にいきなり満塁弾を浴びた。177センチ、81キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1100万円。

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(2020/06/24)