日本ハム1位河野がプロの洗礼 勝利投手目前で被弾(日刊スポーツ)

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<楽天5-2日本ハム>◇24日◇楽天生命パーク 日本ハムのドラフト1位河野竜生投手(23)が、勝利投手目前でプロの洗礼を浴びた。24日、楽天戦(楽天生命パーク)にプロ初登板初先発。1点リードの5回2死、相手の主砲・浅村に逆転弾を許した。5回4安打4失点。節目の勝利はお預けも、社会人ナンバーワン左腕として、今後に期待を抱かせる第1歩となった。 【写真】5回に逆転されベンチ裏へ引き揚げる日本ハム河野(左)    ◇   ◇   ◇ あと1死が、遠かった。河野がプロの洗礼を浴びた。1点リードの5回2死一、三塁。警戒していた右打者に、逆転弾を許した。カウント1-2と追い込んだ浅村へ投じた142キロの直球を、右翼席に運ばれた。「自信持っていったボールですけど、やっぱり、あそこまで運ばれるってことは、自分に何か足りないのかなってことだと思う」。打球の行方を見つめ、立ち尽くした。 勝てば12球団の新人一番乗りだった。5四球も、最速144キロの直球を軸に攻める気持ちを貫いた。今季の目標は「新人王と2ケタ勝利」の両方を掲げ、好きな言葉は「負けん気」。「精神的なところは問題なかった。体力面もそうですけど、そこで粘って、抑えるのが、この世界で勝てる投手になると思う」。5回4安打4失点で初黒星も、力強く挑んだプロ初登板初先発の舞台だった。 開幕ローテーションに抜てきされた。社会人ナンバーワン左腕の呼び声高く、左腕不足のチームにとって待望の即戦力。栗山監督は「彼の良さみたいなものも見える試合だったと思う。絶対に次に生かしてくれると思う。よく投げた」と、評価した。 河野は「これから、こういう場面もいくつかあると思う。そこで何とか、次は粘れるように」と前を向いた。大きな瞳には、リベンジの炎が宿っていた。【田中彩友美】

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(2020/06/24)