楽天浅村V3ラン、先輩涌井に移籍後初勝利届けた(日刊スポーツ)

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<楽天5-2日本ハム>◇24日◇楽天生命パーク 楽天の頼れる主砲が、2戦連続V弾でホーム連勝に結びつけた。浅村栄斗内野手(29)が24日、日本ハム2回戦(楽天生命パーク)の5回、今季2号の逆転3ランを放った。西武時代の先輩涌井に移籍後初登板初勝利を届ける一振りとなり、チームも4勝1敗の好スタートで首位タイを守った。 【写真】ヒーローインタビューを終えポーズを決める楽天浅村(左)と涌井    ◇   ◇   ◇ 4番浅村が勝負強さを発揮した。1点を追う5回2死一、三塁の第2打席。追い込まれてからの4球目だった。日本ハム先発河野の外角真ん中142キロ直球をフルスイング。高々と上がった打球は右翼席へ。ゆっくりとダイヤモンドをまわり、三塁を蹴った所で、盛り上がる三塁側ベンチに向かって右手を挙げた。「追い込まれていたので、どの球にもアジャストしようと思った。チャンスだったので、この回で逆転したかった」と狙い通りの一打だった。 後輩浅村が移籍初登板の先輩涌井へ、勝利を届ける援護弾となった。「西武の時からお世話になっている方で、試合になかなか出られない時から声をかけてもらった。結果的に自分の1発で勝ちがついてうれしいです」と素直に喜んだ。 涌井も「若い時は、自信なく打席に立っていたけど、キャリアも重ねて、すごく嫌な打者になった。味方になってすごく頼もしい」。西武時代は4年間一緒にプレーし、ロッテ時代は対戦することもあった。今季から再び同じユニホームで戦い、7年ぶりの日本一への一翼を担う。 異例の開幕延期で、選手の状態を心配する声も上がったが、16年から4年連続全試合出場を継続する浅村は焦らずどっしりと構え、調整を続けてきた。開幕から5試合を終え、打率4割と幸先のいいスタート切っている。「冷静に打席に入れている。ミスショットもあまりないけど、調子がいいからと言って、横着なバッティングはしないようにする」。約3カ月遅れた今シーズン。1試合1試合を大事にしていく。【佐藤究】

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(2020/06/24)