一眼レフは不要? もはやスマホカメラで十分な理由(ライフハッカー[日本版])
【リンク先抜粋】
プロが使うデジタルカメラの一番大きな強みは、スマホのカメラよりもセンサーが大きいところです。
デジタル一眼レフやミラーレスカメラは、全体的にスマホよりも大きいので、より大きなセンサーを扱うことができます。
つまり、デジタル一眼レフなどのカメラは、視覚情報をより多く取り込めるので、写真を拡大しても精細さを失わない、感動するようないい写真を撮ることができるのです。
また、光量が少ない環境での撮影でも、写真のノイズをあまり入れずに写真を撮ることができます。
スマホのカメラは、センサーの大きさでは比べ物になりませんが、各写真に取り込むデータ量という点では着実に向上してきました。
たとえば、米国内で最初に発売されたカメラ付きの携帯電話はSANYOのSCP-5300で、解像度は0.3メガピクセルでした。
それに比べて、Google Pixel 3aは12.2メガピクセルのカメラを搭載しており、40倍以上の視覚データを取り込めるということです。
ただし、写真のクオリティを決めるのはピクセルサイズ(解像度)だけでなく、絞り値も影響します。
通常のカメラは、この点でもスマホのカメラを上回っています。カメラの場合、自分の撮りたい写真に対してレンズの性能が十分ではない場合は(例えば、夜間撮影をするのにより大きな絞り値に対応しているレンズが必要)、レンズを買って交換することができます。
レンズ交換にはほんの数秒しかかからないので、撮るかもしれない写真の種類に合わせて、複数のレンズを持ち歩くこともできます。
センサーの大きさとレンズの品質に関しては、プロのカメラが常にスマホのカメラを上回ります。
しかし、極端に大きなサイズの写真が必要だったり(ほとんどの人にはあまり必要がないと思われます)、もしくは特定の写真のために超高級なレンズを買う予定がない限り、日々写真を撮るにはポケットに入るスマホのカメラが一番です。
デジタル一眼レフカメラは専門的な写真を撮ることができますが(また撮影の間中、常に高品質の写真が撮れますが)、スマホのカメラでも素晴らしい写真はたくさん撮れます。
それに計算写真学(コンピュテーショナルフォトグラフィ)が大いに助けてくれます。