WBOアジアパシフィック王者・森武蔵が東洋太平洋王者・清水聡への“挑戦”熱望 フェザー級(スポーツ報知)
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デビュー11連勝(6KO)中のWBO世界フェザー級(57・1キロ以下)5位、WBOアジアパシフィック同級王者・森武蔵(20)=薬師寺=が24日、大阪・堺市内のミツキジムで、新型コロナウイルスの影響により中止となった4月のV3戦で対戦予定だった同じサウスポーの河村真吾(29)=ミツキ=と4ラウンドのスパーリングを行い、思い切りの良い左ストレートを何度も放り込んだ。
師事するキューバ人トレーナーのイスマエル・サラス氏の下で行った3月の米ラスベガス合宿以来、3か月ぶりの実戦練習に「試合が流れて、はがゆい気持ちを互いにぶつけられた。自粛中も気持ちがブレることなく熊本で走り込んでいた」と笑顔。「世界挑戦の前に、日本のフェザー級で一番強い清水選手に挑みたい。まず日本で一番になりたい」と、7月にV5戦を控える東洋太平洋同級王者・清水聡(34)=大橋=との対戦を熱望した。
スパーリングを見守った陣営の薬師寺保栄会長(51)は「(清水戦を)11月ごろに実現できれば。来年、どこかのタイミングで武蔵を世界挑戦させたい」と期待。無敗のサウスポーが日本そして、世界の頂点を狙う。
◆森武蔵(もり・むさし) 1999年11月27日、熊本県生まれ。20歳。空手を経て11歳時に地元のジムでボクシングを始める。中学時代は交通事故を乗り越え、全国U―15ジュニア大会優勝。中学卒業後の2016年12月、17歳で薬師寺ジム(名古屋市)からプロデビュー。17年度スーパーフェザー級(58・9キロ以下)全日本新人王。18年11月、WBOアジアパシフィックフェザー級王座を獲得し、2度防衛中。プロ通算11勝(6KO)。身長170センチ、左ボクサーファイター。