集団生活で頻発する「物隠し」…友達の持ち物を隠してしまう子の心理(All About)

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物隠しの対処法としては、子どもをしっかりと観察すること、また話を聞くことで心の中にあるものを探ることが大切です。 子どもをしっかりと観察することは、普段なかなかできないものです。一緒に暮らしていると、子どものことを見ているようできちんと見れてはいません。毎日取り組んでいく必要がある訳ではありませんが、物隠しなどのトラブルが発生した際は、意識して観察することによって、これまで気づかなかったことが分かったりするでしょう。 人は行動の端々にその人のその時の状態が表れています。ぶつぶつと独り言を言っていたり、物を乱雑に扱ったり、チックが出ていたりと様々な状況が見えてきます。そういった子どもの様々な行動を見ることで、その背後にあるものが見えてくることがあります。 子どもの話を聞くことも、きちんとできていないことが多いものです。子どもが親に向けて話している際、途中から親が口を挟んでしてしまうケースがよく見られます。親が子どもの話を取ってしまうという感じです。このような親子の会話では、なかなか本当に思っていること、悩んでいることを口に出すことができなくなります。 子どものトラブルに際し、しっかりと話を聞こうと決めた時には「カウンセラー」のような役割に徹しましょう。うなずいたり、相槌を打ったりしながら、子どもの発言を促します。途中で色々と言いたいことがある場合も、グッと我慢し、子どもの話を聞くことだけにします。親があれこれと口を挟まないと、子どもは色々なことを話すようになっていきます。 物を隠すというトラブルの場合、隠す子どもと隠される子どもの関係性も関わってきます。物を隠す相手が誰でもいいということは稀です。子ども同士の関係でわだかまりのようなものを聞いてあげることができれば、トラブルの抑止につながります。 このように子どもが集団生活を送る中で発生する物隠しのトラブルには、物を隠すという表面に表れている部分だけでなく、その背後、深層にある心理的な部分へいかに関わることができるかが解決のポイントです。

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(2020/06/24)