2020年11月「米大統領選」行方を占う2つの事象の動向注視 トランプ再選ならずば「市場下落」のリスク(マネーの達人)

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トランプ大統領の支持率が低下してしまった理由は以下の2つです。 ■1. 新型コロナウイルスの対応 まず1つ目が、トランプ大統領の新型コロナウイルスへの対応が国民の反感を招いたことです。 現在、米国の感染者数・死者数ともに世界で最も多くなっており、トランプ大統領の政策が誤っていたのではないかという不信感を招くことになりました。 2020年第1四半期のGDP成長率は前期比年率 -5.0%とマイナス成長に転じ、失業率は5月時点で13.3%と非常に高水準で推移しています。 なお、失業率に関しては統計上の誤りがある可能性が指摘されており、実態はさらに悪いのではないかという声も一部にはあります。 経済指標に目に見えて悪い結果が出てくることで、トランプ大統領に対する支持が低下していき、支持率が過半数を切る事態になった1つの理由となりました。 ■2. 黒人デモを巡る対応 トランプ大統領の支持率低下に追い打ちをかけたのが、ミネアポリス警察による黒人暴行事件です。 人種差別的な言動を繰り返すトランプ政権のもと人種間対立が深まっていた状況で、被黒人警察が黒人のジョージ・フロイド氏を窒息死させてしまったことをきっかけに抗議デモが全米に広がりました。 トランプ大統領が抗議デモに対して米連邦軍を出動させて鎮圧する姿勢を示したことで、国民の反感は増大し、支持率が低下する事態となりました。 前国防長官であるジェームス・N・マティス退役海兵大将や、エスパー国防長官もトランプ氏の「国民を分断」させるような言動に対して否定的な意見を表明しており、国民の反感が鎮まることは当分の間見込めないことが考えられます。

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(2020/06/24)