こうしようと…法制司法委を掌握した韓国与党「ドルイドキング事件はでっち上げ」(朝鮮日報日本語版)

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 韓国与党共に民主党は23日、野党未来統合党が欠席する中で国会法制司法委員会全体会議を開いた。法院行政処、大法院量刑委員会、法制処の業務報告を受ける場だった。民主党議員は裁判所関係者に対し、韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相の不法資金授受事件について集中的に追及した。裁判所も韓元首相の事件を扱う上で過ちがあったとの趣旨だった。野党からは「民主党はそれを言いたくて、法制司法委を開くと言い張って騒いだのか」との声が漏れた。  民主党が統合党議員欠席の中で一方的に法制司法委を開いたのは、15日の尹昊重(ユン・ホジュン)法制司法委員長選出以来3回目だ。今回は民主党の複数の委員が「韓明淑事件」について一言ずつ発言した。主に裁判所に圧力をかける内容だった。朴範界(パク・ポムゲ)議員は韓元首相が一審で無罪判決を受けた後、二審で逆転有罪となった点を問題視した。朴議員は「二審では『もう一度だけ呼んでほしい』と言う証人を呼ぶことなく、5回の裁判で(審理を)終えた。(裁判の重要な証人である)ハン・マンホ氏の検察での陳述には信ぴょう性があり、一審判決での証言は信ぴょう性がないというのは『公判中心主義』の後退だ」と主張した。  宋基憲(ソン・ギホン)議員は「韓元首相の事件を見れば、判事の人権に対する感受性が弱いのではないかと思う」と述べた上で、検事はほとんど強制捜査に近い形で捜査を行ったとし、「そうした過程について、裁判所に何の認識もなかったというのがおかしい」と指摘した。検事出身の蘇秉哲(ソ・ビョンチョル)議員は「(検察は)罪のない人間を73回も呼び、終日3平方メートルの部屋に入れて取り調べたが、普通の人間が精神力を維持できるだろうか」と疑問を投げ掛けた。  民主党はこれに先立ち、今月18日の法制司法委会合に秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官を出席させ、秋長官と共に「検察たたき」を演じた。尹錫悦(ユン・ソギョル)検察総長が韓元首相関連の陳情をソウル中央地検人権監督官室に割り当てたことが「監察もみ消し」「抗命」に当たるとする主張を複数の議員が展開した。統合党議員は「与党が法制司法委を掌握した結果、検察、裁判所を問わず圧力を加えている。まるで『韓明淑救出』のために憲政史上例がない常任委員長単独選出を強行したようだ」と語った。

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(2020/06/24)