全米俳優組合(SAG)が「男優賞」「女優賞」の区分の存続を決定(ELLE ONLINE)

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今月初めにノンバイナリーの俳優で映画『ジョン・ウィック』やドラマ「ビリオンズ」に出演しているエイジア・ケイト・ディロンはSAG賞を主催する全米俳優組合(SAG)に書簡を送付、「SAG賞のカテゴリーを変える必要がある。男性と女性、男性とシスジェンダー及び非シスジェンダーを含む女性の2つに分けて考えることで、ノンバリナリーの俳優を排除しているためである。SAGはジェンダーバイナリーを支援する必要がある」とコメント、俳優部門の賞を男優と女優に分けるべきではないと訴えた。SAG賞は毎年1月に開催され、アカデミー賞の前哨戦として注目されている。 SAGはエイジアに対して今週返答を送付、エイジアがその内容を雑誌『バラエティ』のオンライン版に公開した。それによるとSAGは「多様性の受容に関して、まだやるべきことはある。しかし次の授賞式では賞のカテゴリーは従来のままとする。変えるには、より広い議論が必要だから」と答えている。また「ジェンダーによって分けずに1つのカテゴリーにすると、ジェンダー間の均衡や人種と民族の多様性に関する問題が出てくる」という見解も示している。

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(2020/06/24)