【宝塚記念】ラッキーライラック松永幹調教師「香港遠征がいい刺激に!モマれても心配無用」(東スポWeb)
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【宝塚記念(日曜=28日、阪神芝内2200メートル)元JRA助手の極秘情報=特別編】まいど、野村です。今回は「宝塚記念特別編。ラッキーライラックが走る言うんなら、(松永)ミキオ(調教師)のマブダチであるオレが出てこんわけにはいかんからね。いよいよ完成の域に入ったGI・3勝の女傑に対するミキオの手応えは!? コロナ禍の影響で電話取材ではありますが、新聞記者さんじゃ聞かれへんことをガンガン引き出してみせまっせ! さっそく取材開始ですわ。
――まいど。まずは電話取材になってもうたこと、ごめんしてな
松永幹:いえいえ。世の中が大変な中で、競馬ができるだけでも本当に感謝しないといけないですから。
――せやね。オレらも取材させてもらえるだけありがたいと思わなアカンよな。さて、ラッキーライラックについて詳しく聞くのは桜花賞(2着)以来かな。あん時もロングインタビューさせてもらって
松永幹:でしたね。もう2年もたつんですね。
――あん時と今とで一番大きな違いってなんやろ。3歳時にはもう「古馬の男馬みたいや」って言われてたと思うけど
松永幹:確かにあのころから馬体には恵まれていました。でも、まだ潜在能力だけで走っている感も否めませんでしたよね。4歳になってもそれは同じで、春はまだ中身が伴っていなかったというか。
――でもそんなラッキーライラックが…
松永幹:秋にようやくしっかりしてきたということなんでしょう。実が入ったというか、なるべき体になったというか。
――デビュー時と比べると40キロも体が増えとるもんね。いよいよ本格化、覚醒ってやつやね。パドックなんか見ててもホレボレしてまうもん
松永幹:ありがとうございます。それで安定して走れるようになったんだと思います。
――きっかけは何やったんやろ
松永幹:4歳の夏ですね。北海道ですごくいいリフレッシュができて。府中牝馬Sは(3着に)負けてしまったんですが、あのころからすごく充実してきたのを肌で感じていました。それが次のエリザベス女王杯につながったんだと思います。
――なるほどね。4歳秋に女王杯で覚醒いうと、どうしてもリスグラシューが頭に浮かんでまうんやけど…。あの馬はモレイラが乗って一変したイメージ。この馬もスミヨンになんかスイッチでも入れてもらったんかな
松永幹:他厩舎の馬ですし