【リニア】6月26日トップ会談 どこまでが準備工事? (静岡県)(静岡放送(SBS))

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 JR東海は、静岡県にリニアの準備工事を許可してほしいと求めています。作業基地となるヤードを整備したいというものですが、どこまでが「準備工事」なのかは考え方に大きな差があります。  JR東海が準備工事を始めたい場所の一つ、椹島ヤードです。トンネルに湧き出た水を大井川に戻す上で、重要な「導水路トンネル」が建設されます。6月11日の現地視察で川勝知事は、どこまでが準備工事なのか、JR東海に確認しました。 <川勝知事>「導水路トンネルは準備工事と捉えるのか、本体工事なのか」 <JR東海・宇野護副社長>「導水路トンネルそのものは、本体工事の一部だと思っている」  JR東海がいう「準備工事」は、土砂をためておく場所や、水の処理施設を設置したり、樹木を伐採したりすることです。ただ、川勝知事は、本体工事に直結するものはやるべきではないとして、樹木の伐採なども認めていません。  トップ会談を2日後に控え、リニア沿線の自治体として、愛知県の大村知事も考え方を示しました。ヤード工事と本体工事は一体のものではなく、なし崩し的にトンネル工事につながることはない、という認識です。 <大村秀章愛知県知事>「まずはヤード工事をやって、本体工事は水問題についての有識者会議でより良い解決策を見出して、話し合いの折り合いをつけてほしい」  JR東海と川勝知事との会談については、率直に話し合いをして前に進めてほしいとしたうえで、国にも注文をつけました。 <大村知事>「中々、折り合いがつかないということであれば、大井川は国が河川管理者、水問題は国が責任をもって、国交省、国、政府が間に入って、一日も早く解決策を見出していただきたい」  大井川の「命の水」を守る解決策は、見出せるのか。その一歩となるトップ会談は6月26日です。

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(2020/06/24)