ロッテがサヨナラ死球3連勝「つなげる」井口監督(日刊スポーツ)

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<ロッテ6-5オリックス>◇23日◇ZOZOマリン ロッテが誇る代走2人が爽快に、同点、サヨナラのホームを駆け抜けた。劇的勝利で本拠地開幕戦を制し、3連勝。井口監督は「負けている展開で足で追いつける。普段ならバントだけれど、走れてつなげる」。苦手オリックスとの6連戦に先勝し、ご満悦だ。 【写真】ヒーローインタビューでスタンドに向けガッツポーズするロッテ井上 1点を追う9回無死一塁。ベンチは惜しみなく2枚のカードを切った。まずは岡だ。サインで初球から走り、二盗に成功。「スタートに集中し、後は思い切って行くだけでした」。続く中村奨の二ゴロで三進。7番井上の三塁線への適時打で、頭から同点のホームに滑り込んだ。 その井上と入れ替わったのは売り出し中の和田。8番田村の初球が暴投となると、球が転々とする隙に一目散に二塁を回った。スピードに乗っての三塁到達タイムは7秒65。かき回された相手守護神ディクソンは、その後四球、申告敬遠、サヨナラ死球と乱れた。 昨季は岡が代走で多く起用されたが、今季はベンチ入り枠が1増。指揮官も「1人増えたことで(和田)康士朗が入ってこれましたし、ここ一番のところで使えることは大きいですよね」。戦術が増え、期待通りの結果を残していることに手応えを感じている。 ベンチでは、スタメンも代走もない。9回、同点適時打の井上が言う。「スタメンの僕らも、彼らも、みんな“頼む、行ってくれ”と期待を受けてベンチから送り出されている。みんなで勝つことを意識しています」。無人の右翼席から響く、愛するチャンステーマに勢いづけられての勝利は、チーム全員に爽快だった。【金子真仁】

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(2020/06/23)