ANA、A380初号機も3カ月ぶりフライト 40分で成田戻る(Aviation Wire)

【リンク先抜粋】
 新型コロナウイルスの影響で3月から運航を停止している全日本空輸(ANA/NH)の超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」が6月23日、乗客を乗せずに成田空港周辺を1周するフライトを昨日に続いて実施した。航空機は安全性を維持するため一定期間ごとに飛行する必要があり、昨日はエメラルドグリーンの塗装とほほ笑んだ表情が特徴の2号機(登録記号JA382A)が、2日目の23日は青い初号機(JA381A)がいずれも3カ月ぶりにフライトした。 【3カ月ぶりにフライトしたANAの青いA380】  ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は3機のA380を発注しており、2機を受領済み。成田-ホノルル線専用機材で、2019年5月24日に就航した。全機にハワイの空と海、夕陽をイメージした特別塗装を施しており、初号機が青(ANAブルー)、2号機が深緑(エメラルドグリーン)、3号機(JA383A)がオレンジ(サンセットオレンジ)と1機ごとに色が異なる。機首の表情も、正面を見る初号機、ほほ笑む2号機、まつげを描いた3号機と違いがある。  新型コロナの影響で、ANAは3月25日にホノルルから成田へ到着した便を最後にA380の運航を一時停止。初号機はNH181便、2号機はNH183便が運休前最後の運航便だった。ANAによると、航空機は飛行しない期間が90日を超えた場合、機体をジャッキアップして主脚などを整備する必要があり、2号機は最後の運航の翌日から数えて89日目にあたる22日に、初号機は90日目の23日に飛行した。  23日のフライトは昨日と同じ便名のNH9058便で、成田の191番スポット(駐機場)を午後1時36分に出発。A滑走路(RWY16R)を午後1時57分に離陸し、千葉県山武市を南東に抜けて太平洋に出て、いすみ市沖で左旋回して、茨城県神栖市から霞ヶ浦を通り、成田市から成田空港へ進入して離陸から40分後の午後2時37分にA滑走路へ着陸した。その後、午後2時43分に出発時と同じ191番スポットへ到着した。離陸前には、空港周辺に集まった航空ファンにA380のパイロットが手を振る姿がみられた。  ANAHDは新型コロナの影響を受け、4月に予定していた3号機の受領を半年程度遅らせている。座席数はいずれも4クラス520席で、ファース

続きはこちら

(2020/06/23)