渋野「状態は15%」も「思い切り頑張る」 25日から今季開幕戦(産経新聞)
【リンク先抜粋】
女子ゴルフの国内ツアーが当初の予定より3カ月半遅れで開幕する。アース・モンダミン・カップが25日から4日間、千葉県のカメリアヒルズCCで無観客で開催される。23日は選手が練習ラウンドを行った。
トレードマークの笑顔をのぞかせ、21歳の渋野日向子は9ホールを回った。グリーン周辺などを入念にチェック。ウエートトレーニングの影響で「筋肉痛がひどく、状態は15%」と万全ではない。「予選を突破したら、思い切り頑張ろうと思う」と前を向いた。
選手全員にPCR検査が義務付けられた。「他の競技や米男子ツアーでも新型コロナウイルス感染者が出ている。(受けることで)安心してプレーできる。やってもらって、よかった」と考えている。自身も人ごみを避けるなど感染症に注意を払っている。初戦を前に英気を養ったようで「昨日は個室で焼き肉を食べました」と打ち明けた。
開幕が遅れたため故郷の岡山などで練習に励んだ。ウエートトレーニングで体重は3~4キロ増えた。ドライバーの飛距離は10ヤードも伸びたという。
昨年の大会では4位に入り、滑り込みで全英女子の出場権を獲得。そのまま本大会で優勝を飾った。2018年にはホールインワンを達成し600万円を手にした。「オフに頑張ってきたことを出して、レベルの高いゴルフを見せたい」。相性がいい大会で今季の幕が開ける。(江目智則)