阪神井上が伝説の幕開け打「良い打球」平田2軍監督(日刊スポーツ)

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<ウエスタン・リーグ:阪神0-2オリックス>◇23日◇甲子園 あと70センチ! 阪神ドラフト2位の井上広大外野手(18)が鮮烈の公式戦デビューを飾った。甲子園で行われたウエスタン・リーグのオリックス戦に4番右翼で出場。9回第4打席でスタンドインまであと少し、左中間フェンス直撃の特大二塁打で公式戦初安打を記録した。履正社の全国制覇を導いた昨夏以来の聖地4番で未来の大砲候補が躍動。12球団初の有観客オペレーション練習で来場したファンの前で、あいさつ代わりの快音を響かせた。 【写真】1回裏阪神2死一塁、観客が見守る中、打席に入る井上    ◇   ◇   ◇ 井上には甲子園と4番、そして大飛球がよく似合う。記念すべきシーズン初安打は、聖地の青空に舞い上がった。ぐんぐん伸びた左中間最深部フェンスのラバー上部に直撃。あと70センチでスタンドインという豪快な一打で、悠々と二塁に到達した。有観客オペレーション練習として12球団で初めて試合観戦した228人のファンからは、この日一番の拍手が巻き起こった。 井上 1、2打席は打ちたい気持ちが強かった。しっかり整理した中で、追い込まれても対応できたかなと思います。 チームのウエスタン・リーグ開幕戦。高卒ルーキーでは異例の4番右翼のスタメンデビューで電光掲示板に名を連ねた。初回、4回は空振り三振。7回は中飛に倒れたが、打ちたい気持ちを抑えて自分のスイングを取り戻した。9回2死無走者の第4打席。オリックス4番手右腕の鈴木優に対し、追い込まれてから腕を畳んでコンパクトに振り抜いた。獲物は内角低め139キロのフォークだった。 「4番井上」の甲子園凱旋(がいせん)打となった。甲子園での公式戦出場は、履正社の4番で全国制覇を果たした昨夏の選手権以来。星稜(石川)との決勝でヤクルトのドラフト1位奥川から決勝3ランを放った。惜しくもあの時以来306日ぶりの甲子園弾はならなかったが、大砲候補の片りんを見せつけた。試合後の整列ではチームを代表して「ありがとうございました!」と、観客にお礼のあいさつも行った。 井上 持ち味のしっかりしたスイングを見せられたと思う。(ファンから)とても多くの温かい拍手をいただいて力になりました。 平田監督も記念すべき一打を評価した。「良い打球だったね。前の打席で三振しても、くじけずに立ち向かう姿。『将来のタイ

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(2020/06/23)