原因不明の痛みが続いて不安…もしかして「心の病気」が原因の場合も(All About)

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痛みには、体に起こっている問題を知らせる働きがあります。たとえばどこかをぶつけて骨にヒビが入ってしまった場合、見た目からは分からなくても痛みに悩まされ、その部位をかばうようになるでしょう。 痛みがあるからこそ、見た目だけではわからない骨の異常に気付くこともでき、回復のための手当てや安静にするなどの適切な対処につなげることができます。他の部位に関しても同じです。 もし、全く痛みを感じなければ、必要な手当てができずに完治まで長引いてしまったり、怪我や疾患が悪化してしまったりすることもあります。痛みを覚えること自体は、身体の状態を保ちながら生きていく上で大切なことです。 一方で、痛みの感じ方にはその時の心理状態も関係することがあります。例えば、大好きなレジャーの最中や、楽しみにしていたコンサート中に身体をどこかにぶつけたとしても、何かに夢中になってテンションがあがっているような時には、ほとんど痛みを意識せずに済むかもしれません。 それとは逆に、非常にイライラしているときに同じように身体をぶつけてしまった場合、痛みと驚きで思わず神経質な悲鳴を上げてしまうこともあるかもしれません。このように心理的な要因はそのときの痛みの感じ方のレベルをかなり左右するものです。そして一般に気持ちが沈んでいるときほど、痛みはより感じやすくなると考えられています。 身体的な異常があるわけでもないのに、強い痛みが慢性的に続いてしまうと、痛みの症状自体が日常生活を損なってしまうこともあります。心理的な要因による「疼痛性障害」が考えられるような場合は、精神科的な対処が望ましくなります。

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(2020/06/23)