三反園氏事務所開き問題 県への抗議2日間で17件 情報公開請求で判明(MBC南日本放送)

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新型コロナウイルスの感染拡大防止で、県境をまたいだ移動の自粛が求められていた先月、鹿児島県知事選へ立候補を表明した三反園知事が、自身の後援会事務所開きに県外から国会議員を招いていた問題です。 この問題で、MBCが県に対し、情報公開請求したところ、県民から抗議や意見のメールが2日間で17件寄せられていたことが分かりました。 (抗議文の内容)「子どもも大人も自粛を頑張り、必死に頑張っているのに、知事がそのようなことをするという意味が理解できません」 「私の息子は千葉にいて、鹿児島で里帰り出産をしたお嫁さんに赤ちゃんが生まれても帰って来られません。ニュースを聞いて涙が出るほど悔しい思いです」 県民から三反園知事に寄せられた抗議のメッセージです。県のホームページから県政への意見をメールで受け付ける「知事へのたより」などに寄せられたものです。 三反園知事は、県境をまたぐ移動の自粛を県民に要請していた先月、自身の選挙戦の事務所開きに県外から国会議員を招いていました。 (記者)「Q.知事、県境をまたぐ移動を避けると呼びかけたのに、森山会長は(東京から)来たが…」 (ドアを閉め車出発)記者の問いかけに無言で立ち去る姿に、厳しい意見が寄せられていました。 (抗議文の内容)「移動自粛を要請しておきながら、東京から人を呼び寄せるとはどういうつもりですか?県民が納得できる説明をしてください」 問題が報道された先月12日、MBCは、県に寄せられた苦情の件数と主な内容を問い合わせましたが、県広報課から「口頭で答えるのは難しい」と回答がありました。 このため先月12日付けで情報公開条例に基づいた文書開示を請求したところ、23日までに意見や抗議の内容を記した文書17枚が開示され、先月11日と12日の2日間で17件が寄せられていたことが分かりました。 県広報課は、「情報公開請求を受け付けた先月12日までの文書を開示した。13日以降の件数や内容は、改めて情報公開の請求がないと答えられない」としています。 このほか、電話で受け付けた意見や抗議の数や内容については、「後援会の事務所開きは知事の政治活動なので、電話の内容は県として記録していない」とし、明らかにしていません。

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(2020/06/23)