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　自動ブレーキ機能など手厚い安全装置がついたいわゆる「サポカー」が増えてます。一方で軽自動車でも新車だと200万円を超えるなどまだ高いなぁと感じる人も多いかもしれません。新車を買わなくても今使っている車に2万円ほどで付けられる安全装置を体験する講習会が鹿児島県南さつま市でありました。 　アクセルペダルを思い切り踏んでも急発進しない秘密はダッシュボードにつけられた手のひらサイズの機械に隠されていました。アクセルとブレーキの踏み間違いをすると作動する「誤発信防止システム」です。 　加速時や減速時などに誤って急アクセルを踏んでしまったときに自動でギアをニュートラルにして加速を止め警告音で運転手に知らせます。南さつま警察署が企画した講習会には高齢者ドライバーと接する機会が多い警察官や自動車教習所の職員などおよそ20人が参加し試乗しました。 　65歳以上であれば、国の補助金を使うと2万円あまりで取り付けることができる小さな機械。県内では去年1年間でアクセルとブレーキの踏み間違いが原因の事故が88件発生しているということです。

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(2020/06/23)