武漢からの邦人退避チャーター運航で外務大臣からANAに感謝状(Impress Watch)
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ANA(全日本空輸)は6月23日、新型コロナウイルス感染症が拡大した中国湖北省武漢からの邦人帰国チャーター便を運航したことについて、茂木敏充外務大臣から感謝状が授与されたことを発表した。
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中国湖北省での新型コロナウイルス感染が拡大するなか、武漢市が空港閉鎖を決定。ANAは1月24日武漢発便をもって定期便を運休した。そのなかで現地に在留する日本人が帰国するための政府チャーターを、5便運航。ボーイング 767-300型機(270席)を用い、下記の5便を運航し、日本人とその家族計828名が帰国した。
1月29日(武漢04時57分発~羽田08時41分着):206名
1月30日(武漢04時56分発~羽田08時48分着):210名
1月31日(武漢06時45分発~羽田010時20分着):149名
2月7日(武漢06時42分発~羽田010時12分着):198名
2月17日(武漢03時19分発~羽田06時50分着):65名
23日にANA 代表取締役社長 平子裕志氏やチャーター便運航に携わった5名のスタッフが外務省を訪れ、「中国湖北省からの邦人退避に際する5回にわたるチャーター便の運航や支援業務等」に関する感謝状を、茂木敏充外相が授与。外務大臣が航空会社に感謝状を授与するのは初の事例だという。
茂木敏允外務大臣のコメント
全日本空輸株式会社の御協力により、日本は他国に先駆けて、中国・武漢に5機のチャーター機を運航し、湖北省に在留し帰国を希望する全ての日本人とその御家族828名の早期帰国を実施できた。
全日本空輸株式会社から、多くのスタッフが新型コロナウイルス感染の不安や危険に顧みず、この退避オペレーションに従事され、その勇気と多大なる貢献に心からの謝意を表したい。
また、世界各地で邦人の出国・帰国が困難となる中、全日本空輸株式会社には、臨時便の運航や定期便の維持により、多くの邦人の出国・帰国の手助けをしていただき、これまでに、世界各国から約1万700名の邦人の帰国が実現した。
海外に渡航・滞在する邦人の保護は、外務省の最も重要な責務の一つであり、今回の新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、その重要性は一層高まっており、引き続き御協力願いたい。
全日本空輸株式会社 代表取締役社長 平子裕志氏のコメント
茂木外