人類滅亡まで残り、あなた一人―― 「まどマギ」虚淵玄を動かした、スマホゲーム「ラストオリジン」のダークな魅力(ねとらぼ)

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 「ラストオリジン」はSmartJoyが開発、PiG Corporationが運営する韓国産のゲームです(※編注:現在はAndroid版のみ提供中)。もともと韓国語版をプレイしているマメなユーザーから話を聞いており、名前と設定は知っていました。人類が滅びた世界を舞台に、最後の生き残りであるプレイヤーが、さまざまな目的のために作られた美少女・美女バイオロイドとともに戦うという作品。公式のストーリーがダークなものであるということも聞いてはいたのですが、Twitterで時折流れてくる露出度の高い女性キャラのグラフィックの印象が強く「アズールレーンの対抗馬かな……」程度の見方しかしていませんでした。  ですが、その印象がガラリと変わる出来事が起こりました。ある日「魔法少女まどか☆マギカ」で有名な脚本家の虚淵玄氏が突如ご自身のTwitterで「ラストオリジン」の二次創作小説を投稿しはじめたのです。  公式がフォロワー5万人を間近にキャンペーンを行っていたのですが、フォロワー数がなかなか増えないことに危機感を覚え、支援として小説を書きはじめたのだとか。上の2つのツイートの日付差を見ていただければ、虚淵氏が「もう待てぬ!」となったのも分かっていただけるかと思います。  その内容は、原作に存在する日本のバイオロイドメーカー、伝説サイエンス社を中心にしたものでした。この会社はバイオロイドを映画などの娯楽産業向けに特化して生産し、ストーリーに合わせて人格をインストールされたバイオロイド同士が殺し合いをする番組を作っていました。  そんな娯楽番組を舞台に、バイオロイドが「作り物だから」と殺し合いをして消費されていく姿を、虚淵氏はその流麗な筆致で見事に描いてくれました。虚淵氏の二次創作小説「滅亡前のとある記録 アルカディアの乙女たち」についてはハッシュタグ「#LO_DENSETSU」でまとめて読むことができます。  また、なぜこんな狂った世界が生まれてしまったのかについては公式サイトのストーリーから飛べる「プロローグ」から閲覧が可能です。  そもそも、虚淵氏がここまで「ラストオリジン」にドハマリしているのはなぜなのでしょう? 先に引用したツイートにも記載がありますが「レプリカントが好き」と公言されています。レプリカントや人造人間と限定すると氏の作品にはあまり出てこないのですが「

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(2020/06/23)