マスクによって人気に陰りが?「唇のプチ整形」に関する専門家の見解を聞いた(ハーパーズ バザー・オンライン)
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ロンドン、チェシャー、リバプールにあるMedispa Clinicsの創業者で、医療ディレクターのナイラ・ラジャ医師は、「“デトックス”が強化されたことで、患者が自分と向き合い、本当に効果があり投資する価値のあるトリートメントを受けるメリットに気づいた」と、指摘する。また、必ずしもマスクをつけるのを考えてということではないが、彼女のクリニックでは、「顔の上半分に関する問い合わせ」が増えているという。
まず、定期的な筋肉を弛緩させるトリートメント(たとえばボトックス)を受けていないことで、「特に顔の上半分の、ダイナミックで固定したシワが以前より大きな問題になってきています」と、彼女。しかし、他にも外出自粛解禁後に、前より気になる変化が起こる原因はある。以前は、高周波を使ってコラーゲンに刺激を与えるフェイシャルによって、保存療法的な注射トリートメントを強化し、スムーズでハリのある肌を維持する役に立てていた。加えて、非公式だが春が例年より暖かかったことも、効果を維持する役に立たなかった。「紫外線により多くさらされました。ご存知の通り、それはコラーゲン劣化の原因になります」
さらに、当然、自然な老化のプロセスも関係してくる。「年齢とともに、顔の骨も老化し、眼窩や鼻、上顎などが変化し続けます。たとえば、眼窩が大きく、眉の下の骨のアングルが低くなって、顔の上半分にシワができるのです」。こうしたことに対処して、彼女は、ウルセラピー(Ultherapy)のような進化したタイプの超音波エネルギートリートメントと、肌を元気にする注射を組み合わせるなど、メスを入れないプチ整形のコンビネーションでアプローチしている。「Profhilo やVoliteが、コラーゲン生成を促進してツヤを取り戻す上で、人気のトリートメントになるでしょうね」と、肌のコンディション作りに効果的なヒアルロン酸注射を指して言う。