工房に眠る「有田焼」や「江戸切子」を料理人の元へ・・・伝統工芸を救う新サブスクとは?(FNNプライムオンライン)

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Culture Generation Japan・掘田代表: 工房にお邪魔すると、素晴らしい技術の商品とかがほこりをかぶって眠っていたりする。これがなんで市場に流通しないかなと考えると、やっぱり1つ、どうしてもネックになるのは価格。なんとかしてこの価格をハードルを越えられるような新しいサービスが作れないかなと。 仕組みは、窯元で在庫になっている陶磁器などの伝統工芸品を「クラフタル」が買い取り、飲食店は全国およそ200種類の器の中から、好きなものを月額3万円からレンタルできるというもの。 また、飲食店は気に入った器があれば、それまでのレンタル代を差し引いた金額での購入も可能。 実際にこのサービスを利用している、日本料理店「割烹TAJIMA」。 和食にとって、料理の一部である器のサブスクを利用することでこんな効果があった。 「割烹TAJIMA」・田島和彦料理長: いろんなものを試せる。それが一番のメリット。こういうのを盛ってみようとか、こういうのをやってみようというふうに(案が)生まれて、自分たちが料理を作るモチベーションにもなるし、客を楽しませるという喜びに直結するようなサービス。 伝統工芸品と飲食店の双方にメリットがある、このサービス。 考案の背景には、ある問題があった。 Culture Generation Japan・掘田代表: 『この技術はもう俺で終わりだな』とか『次に継ぐ人もいないし』という暗い話が多い。(伝統工芸品は)価格の問題もあるし、発信力がないこともあるのでなかなか売れない。どうにかして売り上げを上げていかないと後継者も育成できないし、まずは職人に金を落とすというところが、今の本当の課題と思っている。

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(2020/06/23)