甲子園の2軍戦200人余が観戦 プロ野球観客解禁を前にテスト(産経新聞)

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 プロ野球の公式戦が7月10日から観客を入れて開催されるのを前に、阪神は23日、甲子園球場(兵庫県西宮市)でのオリックスとの2軍戦を観客約230人を招いて行った。新型コロナウイルスの感染対策をテストするのが目的で、1、2軍の公式戦が観客を入れて行われるのは今季初めて。  観客は西宮市在住のファンクラブ会員を対象に、事前に募集。マスク着用が義務づけられ、入場時にはサーモグラフィーによる検温が行われた。  試合中は密接を避けるため、バックネット裏の指定席で隣の客と4~5席分ずつの間隔をとって観戦。大声を上げたりジェット風船を飛ばしたりしての応援は禁止され、選手の好プレー時には大きな拍手が起きた。飲食物の販売も店舗数を限って行われ、スタンドではマスクを着用した売り子がビールを販売した。  試合は阪神が0-2で敗れたが、会社員、藍原暁子さん(45)は「久しぶりに野球を見てすっきりした。応援の曲演奏がなく、メジャーリーグの試合に近い。静かにしっかり見られるのはよかった」と新鮮さを味わった様子。一方、夫と訪れた主婦、猿渡美智子さん(47)は「夫とは5席離れていたし、大きな声で話すわけにはいかないので、一緒にいる感じがしなかった」と話した。  コロナ禍により、今季の公式戦は3カ月遅れで今月19日に無観客で開幕。22日に行われた臨時12球団代表者会議で、7月10日から人数を制限して観客を入れる方針が決まっている。阪神球団の清水奨常務は「きょうは検温で引っかかり入場できなかった方はいなかったが、保健所から消毒液の配置場所について指示があったので見直したい」としている。

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(2020/06/23)