施工不良の災害公営住宅 「カビの原因は地域性」に住民怒り(RKK熊本放送)

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甲佐町の施工不良の災害公営住宅をめぐり、県の発言に付近の住民が反発の声をあげています。その発言とは、県がカビの発生を「高温多湿の地域」としたことでした。 「どこでっちゃカビは生えんだろ」「地域性っていうのは違う」(災害公営住宅の住民) 多くの家屋の軒裏にカビが生えているのは甲佐町役場の隣にある災害公営住宅です。完成からおよそ1年でのこの状況に住宅を整備した県は。 「地域的な要因が大きい、高温多湿でカビが生えたという見解を(設計者から)もらっている」(熊本県住宅課緒方慎太郎さん) 「設計士サイドは高温多湿の地域性がカビの原因ではないかとしていますが目と鼻の先のこちらの住宅はどうなのでしょうか」(記者) こちらの家は築3年ということですが・・ 「カビは生えていませんよ」「地域性は関係ない。失礼な話だ」(地域の住民) 周辺の築60年の家も、築34年のこちらの家も、カビは生えていませんでした。 「(説明会で)地域住民のみなさんに迷惑をかけないようにすると(甲佐町の担当者が)言っていたのに地域性のせいだと言って、私たちに迷惑をかけるのか。風遠しをよくしていると(設計者は)言っていたのに」(近くの住民) 一方で、問題の災害公営住宅の設計を担当した東京に事務所を構える女性は、RKKの取材に対し「県と協議中で回答ができない」と応じませんでした。カビにくぎのむき出しなど施工不良の災害公営住宅。県と設計者はこれから協議して対応するとしています。

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(2020/06/23)