笠井信輔アナ「なんでオレ」ステージ4の絶望感語る(日刊スポーツ)

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昨年12月に悪性リンパ腫で入院し、4月30日に退院した元フジテレビのフリーアナウンサー笠井信輔(57)が、25日放送のTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演する。 【写真】18年「東北・みやぎ復興マラソン」発表会見に出席した笠井信輔アナ このほどリモートで収録が行われ、フリーアナウンサーの先輩のパーソナリティー生島ヒロシ(69)から「よかったですね」と声をかけられると、「ありがとうございます。本当に今、ホッとしております」と話した。 昨年10月にフリーになった直後のがん発症。最も進行している「ステージ4」だと告げられた時の葛藤について笠井アナは「なんでオレが…。どうしてこのタイミング(フリー転進直後)でがんになっちゃったのか。清水の舞台から飛び降りた気持ちでフリーになったのに、そうしたら地面がなかった、みたいな。どこまで落ちるんだという感じでした」と当時の絶望的な気持ちを述懐した。 そんな時、力になったのが妻と3人の息子だったという。「子どもたちは一切、家事をしなかったんですが、洗濯や食器洗い、料理をしてくれました。それがおいしいんです。驚きました」と思わぬ“副産物”に感謝した。 そのほか、恩人のフリーアナウンサー小倉智昭(73)や「フジ、フリー、がん」とキーワードが一緒の93年に亡くなった逸見政孝さん(享年48)についても話した。 来月2日、9日にも出演する。

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(2020/06/23)