「米中は戦争前夜か」「米中海戦は始まっているのか」 専門家が覇権争いに警鐘(NIKKEI STYLE)

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かつて「パンダハガー(親中派)」であった元米中央情報局(CIA)職員マイケル・ピルズベリーが自省の念に駆られつつ、米国の対中政策が根本的に誤っていたことを告白したのが、『China 2049』(野中香方子訳、日経BP・15年)である。米国が中国に支援の手を差し伸べ、中国経済を活性化させることが米国の利益になると固く信じてきたが、逆に米国は中国に利用され続け、制御不能な中国を作り出してしまったと、米中関係史を振り返る。著者は反中強硬派へと転向した。 中国が人工島を建設する南シナ海を舞台に、米中の軍事的緊張が想像以上に苛烈である実態を、米海軍関係者への取材を通じて、ミクロに描いたのがマイケル・ファベイ著『米中海戦はもう始まっている』(赤根洋子訳、文芸春秋・18年)だ。中国による執拗な対米牽制(けんせい)が浮き彫りにされている。

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(2020/06/23)