仙台市教委 児童生徒の状況把握チェックカード配布(KHB東日本放送)

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学校再開から3週間が経過しましたが、仙台市教育委員会は疲れがたまってくる時期だとして、児童・生徒の状況を把握するためのチェックカードの配布を決めました。 6月1日の学校再開以降、仙台市教育委員会には各校から懸念されていた不登校の増加などの報告は無いということです。 しかし、新たな生活様式になじめず、児童・生徒が悩みを抱えているケースもあるとしてチェックカードを作り、6月中に市内183の全ての小中学校に配布する予定です。 チェックカードはマークシート方式で「勉強に集中できない」「すぐ悲しくなる」など日常生活や学校生活で感じていることを自己申告するものです。 仙台市教育委員会では「新しい環境に慣れようと疲れがたまってくる時期。些細な変化も見逃さず、不登校などを未然に防いでいきたい」としています。 こちらは18歳以下の子どもたちから電話で悩みなどの相談を受け付けているNPO法人チャイルドラインの宮城の事務所です。 チャイルドラインは全国にある約70の事務所で子どもたちの相談を受け付けていて、宮城の事務所には学校が再開した1日以降全国から約100件の相談が寄せられています。 チャイルドラインみやぎ・小林純子代表理事「お友達とおしゃべりができないこと、できるだけお友達と距離を取って離れなさいと言われることが子どもたちにとっては本当にびっくりするというか、なんだか変という声が寄せられています」 この他にも、「遊びたいのに早く帰りなさいと言われる」「1メートル以内に近づかないよう先生に言われた」などと変化に戸惑っている声が多く寄せられているということです。 チャイルドラインみやぎ・小林純子代表理事「震災時もそうだったが、大人が非常に緊張して大変になると子どもたちは自分の感情をわりあい抑えてしまって良い子になってしまう傾向がある」 小林さんは子どもへ影響が顕在化してくるのはこれからと見ていて、学校や家庭が今まで以上に連携していく必要があると呼び掛けています」 チャイルドラインみやぎは毎日午後4時から午後9時まで、電話番号0120-99-7777で相談を受け付けています。

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(2020/06/23)