先住民タオ族の集落で豊年祭 10年ぶり 観光客「美し過ぎる」/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台東中央社)台湾原住民(先住民)タオ族が暮らす東部・台東県の離島、蘭嶼の集落「紅頭部落」で22日、豊年祭が行われた。同集落で豊年祭が行われるのは10年ぶり。伝統的な歌や踊りが深夜まで繰り広げられ、運良く祭りを見ることができたという観光客は「涙が出そう。美し過ぎる」と感動して祭りに見入った。 祭りを主催した紅頭社区発展協会の周永暉氏らによれば、豊年祭はタオ族が行うトビウオ漁(2~6月)を締めくくる重要な祭典。毎年6月ごろに行われ、歌と踊りで収穫をもたらす神々に感謝をささげ、健康や集落の平和を祈る。頻繁に行うと悪運を招くと信じられており、開催は不定期。本来は家族単位で行うもので、集落単位の大規模な祭典は、伝統文化の伝承を目的として近年催されるようになったという。今回は2018年に開催が決まり、昨年年11月ごろから整地やアワの種まき、収穫、貯蔵など、念入りな準備が進められていた。 22日は、古い調べを吟じる長老の声で祭りが開幕。女性が髪を上下に振って踊る「頭髪舞」や男性がきねを手にして踊る「搗小米(アワつき)舞」、客をもてなす「迎賓舞」などが次々と披露された。 (盧太城/編集:塚越西穂)

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(2020/06/23)