シーズン再開後のF1放送/配信は新グラフィックでより深く楽しめる? アマゾン提携の新システムを提供予定(motorsport.com 日本版)
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F1の2020年シーズンは新型コロナウイルスのパンデミックによって、開幕が延期されてきた。しかし7月5日決勝のオーストリアGPを皮切りにシーズン再開が決まっており、チームなどは急ピッチで準備を進めている。
【画像】最新の分析で誰が優れたドライビングか丸裸に?
そして、F1はシーズン再開後のレースのTV放送およびネット配信において、アマゾンウェブサービス(AWS)とのコラボレーションで開発された6種類のリアルタイムグラフィックを提供されることが明らかとなった。
開幕戦オーストリアGPではまず、マシンの“パフォーマンススコア”が提供されるようだ。
このスコアは、パワー、グリップ、ダウンフォースやドラッグといったマシンの強みに関する数多くの統計に基づいた物だ。ここでは4つの核となる数値で各マシンのパフォーマンスが示される。低速コーナリング、高速コーナリング、直線速度、マシンのハンドリングだ。
そして8月のイギリスGPからはドライバーのスピードを比較するグラフィックも追加される。データは1983年まで遡ることができ、過去のドライバーと現在のドライバーの比較を視覚的に把握することができる。
8月末のベルギーGPになると、更に高速/低速コーナーのパフォーマンスグラフィックがファンに提供される。これによって高速コーナー(175km/h以上)、低速コーナー(125km/h以下)に各ドライバーがどう取り組んでいるかをファンは確認することができる。
F1とAWSはシーズン後半には更なるグラフィックとして、“ドライバースキルレーティング”、“マシン/チーム開発段階”、“シーズン総合パフォーマンス”、そして最後に“予選とレースペース予測”といったものを提供する計画を立てている。
“ドライバースキルレーティング”は予選やスタート、レースペース、タイヤマネジメントやオーバーテイク、そのディフェンススタイルなど様々なパフォーマンスを考慮して、総合的に最も優れたドライバーを割り出すことを狙いとしている。
これまでにF1はコーナー出口スピード、ピットストップ戦略の予測、ピットウインドウ、バトル予測、ピット戦略によるバトルといった6つのグラフィックを送り出している。
F1のチーフエンジニアであるロブ・スメドレーは、F1の提供する情報について次のようにその意義を