対中通商協議は「終わった」 米補佐官の発言めぐり株価一時下落(CNN.co.jp)

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香港(CNN Business) 米国のナバロ大統領補佐官が22日、対中通商協議は「終わった」と発言したことを受け、米国やアジアの市場で株価が一時急落した。 ナバロ氏は米FOXニュースとのインタビューで、中国が新型コロナウイルス感染拡大の初期に情報を共有しなかったことを非難。これにより、米中間をつなぐ政治的、経済的ルートが断たれたとの見方を示した。 司会者が対中通商協議の進展に向けたトランプ大統領の取り組みに言及し、「それは終わったのか」と質問すると、ナバロ氏は「終わった」と答え、中国が情報を隠していたことは広く知られるようになったと述べた。 この発言をメディアが報じると、米ダウ先物は一時、約400ポイント下落。香港市場や人民元の対ドル相場も下落した。 ナバロ氏はその後、「発言は文脈を完全に無視して伝えられた」とする声明を発表。中国との通商協議で1月に成立した「第1段階」合意とは全く関係のないコメントで、合意は今も有効だと強調した。そのうえで、「中国共産党がウイルスの発生源についてうそをついたために、我々が抱いている不信感の話をしただけだ」と語った。 トランプ氏もツイッターに、中国との通商合意は全く損なわれていないと書き込んだ。 これを受けて株価と人民元相場はほぼ回復したものの、米中関係への懸念に市場が敏感な反応を示す傾向が改めて浮き彫りになった。

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(2020/06/23)