三菱ふそう、バス室内の密閉を防止する「外気導入固定運転」の実験映像公開(Impress Watch)

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 三菱ふそうは6月23日、バス室内の密閉を防止し室内の換気を行なう「外気導入固定運転」に関して、室内の空気入れ替えに実際にかかる時間を計測した実験映像を公開した。 【この記事に関する別の画像を見る】  外気導入固定運転は、新型コロナウイルス対策に向けたバスにおける新しい生活様式として同社が推奨している空調の運転モード。  実験では、三菱ふそう製の大型観光バス「エアロクイーン・エアロエース」、マイクロバス「ローザ」の停車状態と40km/hでの走行中、大型路線バス「エアロスター」の走行中を想定した状態での室内の換気開始から完了までの様子と時間をそれぞれ収めた。 ■大型観光バス換気機能テスト。停止状態で4分30秒、走行状態で3分30秒で換気完了  同社による実験の結果、大型観光バスの場合、換気を開始してから完了するまでにかかった時間は、停止状態では4分30秒、走行状態では3分30秒となった。 ■マイクロバス換気機能テスト。停車状態で5分、低速走行で3分で換気完了  また、マイクロバスの場合、換気扇をOFFにした停止状態では5分、走行状態では3分で換気が完了した。 ■大型路線バス換気機能テスト(路線走行想定)。2分30秒で換気完了  さらに、大型路線バスの走行中を想定した状態での実験結果では、乗降時のドア開閉時の換気を含めると、2分30秒で室内の換気が完了した。  実験結果を受けて、三菱ふそうでは今後の新型コロナウイルス対策の新生活様式の1つとして、観光バス・高速路線バスの運行において、バス室内の「密閉」を防止することから、バス車内の換気を推し進める「外気導入固定運転」を推奨していくとしている。

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(2020/06/23)