豪華キャストの国産インタラクティブムービー(なのかゲームなのか)『Death Come True』発売前インプレッション(IGN JAPAN)

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イザナギゲームズ制作、トゥーキョーゲームスの小高和剛が手がける新作ゲーム『Death Come True』が2020年6月25日に発売される。本作は画面上に流れる実写映像のあと、表示される選択肢を選んで物語を進めるインタラクティブムービーのような形式となっている。 ストーリーは主人公のカラキマコト(本郷奏多)が電話の音で目覚めるとそこは高級ホテルの一室で、TVのニュース番組で自身が指名手配中の連続殺人鬼であることを知る。記憶喪失状態でそれまでの経緯が思い出せないカラキが室内を探索すると手足を縛られた女性がバスタブの中に安置されているだけの不可解な状況に謎は深まるばかり。とりあえずホテルからの脱出を試みるも警察に発砲されたり、謎の人物に殴打されて殺されてしまうがその死のたびにそのターニングポイントとなった時間に巻き戻される。このように本作はジャンル的にはデスループの密室スリラー作品になっている。 「Death Come True」画像・動画ギャラリー 物語のほとんどが高級ホテルの中で展開されるため風景が代わり映えしない部分があるものの、プレイヤー自身も閉塞感を感じるため全体的に雰囲気が盛り立っていると感じられた。加えてVR訓練を想起させるような設定や、ブレーン・マシン・インターフェースを取り扱ったハイテク要素から時事ネタのようなイベントも用意されているので古臭さを抱くこともないだろう。 死を積極的に受け入れて学習していく物語 ゲームのシステム部分を紹介すると、ごく一般的なインタラクティブムービーと同じように分岐ポイントに差し掛かると一人称視点の360度のパノラマ画像に切り替わり、この上に表示される選択肢を選ぶことになる。ここで多くのプレイヤーはカラキが死なないような選択肢を取るかもしれないが、本作のタイトルが『Death Come True』(訪れるであろう死)という名前の通り、プレイしていくうちにそれが無駄なあがきであるとすぐに気付くだろう。 このあたりはストーリーの核心に触れる部分なのであまり詳細には書けないけど、本作はカラキが死を迎えるイベントを何度もこなし、それを糧に真相を追求するという流れになっているため、プレイヤーはカラキと共に死に至った原因を細かく覚えておく必要がある。 また、この選択肢を選ぶ部分では長押しをして選択するという一風変わった

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(2020/06/23)