夏専用「COOLマスク」の販売予約を開始、冷感・抗菌生地を活用(BCN)

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 今治タオルを製造・販売するハートウエルは6月23日、夏の使用に特化した冷感・抗菌生地を用いた「COOLマスク」をクラウドファンディングサイトMakuakeで購入予約の受付を開始したと発表した。予約開始3日で目標額の10倍以上のファンディングを達成している。  ハートウエルは、今年4月から、蒸し暑い夏を前に「長く使ってもらえる高品質マスク」をテーマに夏用マスクの開発に着手。高級タオルやベビー用品の製造で培ってきた特殊糸の製織、生地加工、縫製の技術を生かし、着用時の冷涼感や清潔さを追求した冷感マスクを開発した。  COOLマスクは、マスクの内側に肌に触れると冷たく感じる冷感糸を使用したガーゼ生地を使用。熱をすばやく逃がしてくれる特殊な原料からなる繊維で、水分の吸収・拡散・蒸発を促進し、肌を快適な状態に保つことに優れている。また、紫外線(UV)カットの機能も備え、夏の強い日差し対策として活用できる。  マスクの外面には、タオル織機でゆっくり織り上げた通気性の良いガーゼ生地を配した。内面の冷感生地とあわせ4層構造となっており、息苦しさの解消と異物の遮蔽性の双方を考慮した作りとなっている。  生地だけでなく、マスクの形状も暑い中でも快適に装着できるように工夫した。従来の同社のガーゼマスクは、耳元近くまで布地がカバーする形状だったが、今回のマスクは夏の使用に特化して側部・頬部分の露出を増やした。装着時の顔周辺の体温上昇に配慮した設計となっている。また、頬の露出以外も細部にこだわり、随所に工夫を施しデザインを完成させた。装着時の快適さとシルエットの美しさの両面を追求している。  マスクの両面のポケットに、好みの形状にカットした不織布や使い捨てマスクを挿入可能。紙おしぼりを濡らしてポケットに挿入し濡れマスクとして装着することで、喉の保湿効果を高める使い方もできる。感染症対策の効果をより追求したい人にも対応した仕様となっている。芳香が強いマスクスプレーなどを直接マスクに吹きかけたくない場合も、噴霧した布をポケットに挿入することで便利に使用できる。  さらに、今回のCOOLマスクは今治タオル認証を取得しており、吸水性、物性、堅牢性、安全性などの観点で厳しいテストをクリアしている。また、マスクの外面の生地は、環境にも人にやさしいオーガニックの糸を仕入れて製織している。

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(2020/06/23)