国連が北朝鮮人権決議を採択、韓国はまた外れる(朝鮮日報日本語版)

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 北朝鮮政権の人権侵害を批判し、改善を求める内容の北朝鮮人権決議が22日(現地時間)、国連傘下の人権理事会(UNHRC)の会議で採択された。韓国は昨年に続き今年も「共同提案国」から外れた。  第43回国連人権理事会は22日、北朝鮮人権決議を表決なしで合意採択したと発表した。決議には「北朝鮮で長期間、組織的かつ広範囲に、重大な人権侵害が行われている」とする内容が盛り込まれた。人権じゅうりんの責任者を国際刑事裁判所に訴追するよう勧告する内容も含まれた。これは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を念頭に置いたものと解釈されている。  国連人権理事会は2003年から昨年まで17年連続で決議を採択した。共同提案国は、提案国(欧州連合〈EU〉)と共に決議案採択を主導し、人権に対する立場を明らかにする。韓国は09年から共同提案国に加わったが、昨年は11年ぶりに共同提案国から抜け、続いて今年も名を連ねなかった。北朝鮮の挑発攻勢で韓半島の緊張が高まっている中、あえて北朝鮮を刺激したくないという意向があるものと解されている。駐ジュネーブ北朝鮮代表部は「朝鮮は決議を拒否する」とし、米国で黒人男性が警察官の暴力により死亡したジョージ・フロイド事件に関心を持つべきだと主張した。  一方、北朝鮮は今年10月10日の労働党創建75周年を記念して、新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)やSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を登場させる大規模な軍事パレードを準備していると伝えられた。  韓国国防部(省に相当)は22日、国会国防委員会に提出した「業務報告」の資料を通して「北朝鮮軍は党創立75周年行事の準備活動を続けている」とし「平壌の美林飛行場一帯での装備庫の新設や金日成広場の補修など、軍事パレードの準備をしている」と明かした。軍事パレードに参加する兵力や装備が集結している平壌の美林飛行場一帯の動向から考えて、ICBMやSLBMが登場する可能性が高いとみられるという。

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(2020/06/23)