コロナで帰国便なし…自力で大西洋横断、両親と再会 アルゼンチン(AFPBB News)

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【6月23日 AFP】「任務完了!」──小さな帆船でアルゼンチンに到着した船乗りのフアン・マヌエル・バレステロ(Juan Manuel Ballestero)さん(47)は思わず叫んだ。 「やった、やった、やったぞ!」。先週、故郷のマルデルプラタ(Mar del Plata)に到着した瞬間、バレステロさんは波止場で大声を上げた。  普段はスペインで働くバレステロさんだが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の最中、年老いた両親に会いたいと帰国を思い立った。しかし、ウイルス流行の影響で空の便は無く、ポルトガルから単独、大西洋を渡ることを決意した。  バレステロさんは全長約9メートルの小型船「スクア(Skua)」号に乗り、総距離1万2000キロ、85日間の旅を完遂した。ブラジルのビトリア(Vitoria)まではどこにも寄らず、最後の寄港地はウルグアイのラパロマ(La Paloma)だった。  到着後の新型ウイルス検査で陰性が確認され、上陸を許可されたバレステロさんは、母ニルダさん(82)、父カルロスさん(90)と再会。  バレステロさんは当初、カルロスさんの90歳の誕生日だった5月15日までにアルゼンチンに着きたかったという。予定より遅れてしまったが、6月21日の父の日は家族と一緒に過ごすことができた。  大航海を終えたバレステロさんは、AFPの取材に対し「とにかく家族と会いたかった。だからやって来たんだ」と話した。  映像は17、20日撮影。(c)AFPBB News

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(2020/06/23)