「ぎっくり腰」の新常識は“安静NG”!?テレワークの人は要注意(FRIDAY)

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一瞬息も止まるほどの激痛に襲われるぎっくり腰。しばらくは動けず、会社を休んでしまった人もいるだろう。「安静がいちばん」と、痛みが完全にひくまでベッドの中で過ごす人もいるかもしれない。しかし、 「ほとんどの腰痛にとって、安静は百害あって一利なしです。痛みが強くても、ぎっくり腰になった直後からでも痛み止めを飲みながらでも、少しずつ動かしたほうがいいのです」(松平浩氏 以下同) あんまり痛いときは、じっとしていたい気もするが、 「ベッドの上で安静にしているのは2日まで。それ以上安静にしているのは、腰痛を長引かせるだけです」 フィンランドの研究者の報告によると、ぎっくり腰を発症した人を無作為に①2日間、トイレ以外はベッドで安静にしていたグループ、②腰を前、横、後ろの各方向にゆっくり動かす運動を、理学療法士が指導したグループ、③痛みの範囲内でできるだけふだん通りに過ごすよう指導したグループという3つのグループに分けて、その後の経過を比較したところ、③がいちばんよい結果となり、①がもっとも悪い結果になったという。 現在、西欧諸国の多くの腰痛ガイドラインには、「2日以上ベッドで安静にすることは指示すべきでない」との記載もされている。 ◆「椎間板ヘルニア」も、「背骨のずれ」も、ぎっくり腰には関係ない!? 病院でMRIやレントゲンを撮った結果、「椎間板ヘルニアがある」「背骨がずれている」などと言われても、動いて大丈夫なのだろうか。 「とくに腰痛の症状がない人を検査したところ、76%の人に椎間板ヘルニアが、85%の人に椎間板の変性(老化)があったという報告があります。『椎間板ヘルニアがある』『背骨がずれている』『すりへっている』などと言われても、その多くは症状と関係していませんのでそれほど気にする必要はありません」 腰痛は、急性大動脈解離などの循環器の病気や、尿路結石など必尿器の病気、子宮内膜症など婦人科系の病気のほか、脊椎に細菌が感染したり、がんの転移をはじめとする脊椎の腫瘍が原因で起こることがある。 横向きでじっと寝ていても疼くことがある、痛み止めを飲んでも頑固な痛みがぶり返す、痛みとしびれががお尻から膝下まで広がるなどの場合は受診したほうがいいが、そうでなければあわてて受診する必要もないという。 ◆「二度とぎっくり腰になりたくない」と腰をかばっていると再発す

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(2020/06/23)