ワークショップの新スタイル提案 学習館が無線アテンドなど導入 【#コロナとどう暮らす】(千葉日報オンライン)

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 千葉県船橋市潮見町の「ふなばし三番瀬環境学習館」は、新型コロナウイルス感染防止のため、参加型イベント「ワークショップ」を開催する際の新たなスタイルを決めた。「3密状態」を回避するためインターネットや無線機器を導入して参加者の安全を確保し、三番瀬の動植物や環境について学び理解を深めてもらう。今月のワークショップは全て中止にしたが、7~8月は新スタイルで再開を予定。今月16日から応募受け付けを開始した。  同館は、船橋・三番瀬の自然環境を楽しみながら学ぶ施設として三番瀬海浜公園内に2017年7月オープン。充実した展示施設とともに、干潟でカニや野鳥を探したり、船橋の食材を使った食育活動を行ったりする参加型のワークショップが人気となっていた。  ところが、新型コロナの影響で2月末~5月末は臨時休館となり、6月に開催予定だったイベント、ワークショップも全て中止になった。  臨時休館明けに合わせて同館はワークショップ開催の新スタイルを公表。参加者の安全を確保して開催するスタイルは(1)リアルタイム・オンライン方式(2)オンデマンド方式(3)野外での無線アテンド方式-の三つ。  具体的には、(1)は開催日時を決めてワークショップ参加者を募集。イカやカニを解体して生物の仕組みを学び、最後は調理して食べるワークショップでは、同館が材料を発送するか参加者に食材を準備してもらうなどした上で、テレビ会議型システムを使いオンライン開催する。同館と参加者をリアルタイムで結ぶことで、参加者の疑問に回線を通じてすぐに答えられるのが特徴。  (2)は、同館が三番瀬の貝殻を使った工作などについて、あらかじめ動画を作成。同館ホームページで公開し、参加者は材料などを準備すれば好きな時間に参加できる仕組み。  同館周辺の野外で実施する(3)は、スタッフと参加者が一定の距離を保ちながらも、野鳥や海辺の生き物についてスタッフの解説が聞き取れるよう無線(トランシーバー)を活用する。  新スタイルで7~8月にワークショップを行い、9月以降の開催方法についてはあらためて検討する。同館は「社会情勢に合わせたスタイルでワークショップを開く。『施設が遠い』という理由で来られなかった方もネットなら参加できるので、ワークショップに参加してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同館(電話)047(435)7711

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(2020/06/23)