コロナ禍で無糖炭酸水が市場拡大、リフレッシュメントと割材利用で家庭内需要高まる(食品産業新聞社ニュースWEB)

【リンク先抜粋】
炭酸水市場は、コロナ禍前から拡大を続けていた。プレーンタイプの炭酸水の生産量は2019年に31万3700キロリットルとなり、10年前から約8倍伸長している(全国清涼飲料連合会調べ)。清涼飲料市場の中で最も勢いのあるカテゴリーだ。ユーザーが拡大したことから、炭酸水のラインアップも広がっており、果汁/フレーバー入りタイプの炭酸水は、2019年に22万2000キロリットルまで増加し、5年前から約1.9倍になった(全国清涼飲料連合会調べ)。 このような状況から、各社は次々と炭酸水の施策を打ち出し、市場はさらに活性化している。トップブランドのアサヒ飲料の「ウィルキンソン」は、「タンサン」「タンサンレモン」のパッケージに炭酸水市場売上ナンバーワンであることを明記し、信頼と品質を伝達することでブランドロイヤリティの強化と新規ユーザーの拡大を図っている。また、本体とレモンを中心に「刺激、強め。」を継続的に訴求し、新商品も投入。今年5月は前年比9%増で推移している。 サントリー食品インターナショナルは、「サントリー天然水スパークリング」(プレーン、レモン)を今年3月にリニューアル。特に、レモンはリニューアル前よりユーザーが約1.6倍増えているという。そして、新しいチャレンジとして、「サントリー天然水SPARKLE ジンジャー&カフェイン」を6月9日から発売。「炭酸水の価値としては、ヘルシーに飲める無糖であることが大切。その無糖の枠組みの中でどれだけ飲みごたえや、頑張れる力を引き出せる味わいにできるかチャレンジした」(サントリー食品)。 コカ・コーラシステムは、同社史上最高のガスボリュームによる強い刺激とキレのある味わいにこだわった「ザ・タンサン ストロング」「ザ・タンサン レモン」を中心に販売。「特にオンラインでの販売が拡大しており、家庭内での飲用が進んでいる」(日本コカ・コーラ)。 キリンビバレッジは、「キリンレモン スパークリング 無糖」を6月2日発売した。90年以上歴史のある「キリンレモン」だからこそ、レモンにこだわった商品にしたという。「少しでもみなさんの元気が出るようにキリンレモンブランドがお手伝いできれば」と話す(キリンビバレッジ)。レモンが強いのでハイボールなどにも合いそうだ。 レモンの会社として、ポッカサッポロフード&ビバレッジもレモン系の新商品を

続きはこちら

(2020/06/23)