韓国当局者「敵対行為の中断を」 北の宣伝放送用拡声器の再設置に(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が韓国批判のビラを韓国に向けて散布すると予告し、非武装地帯(DMZ)付近で宣伝放送用の拡声器を再設置していることについて、韓国統一部の当局者は23日、「板門店宣言の合意が破られようとする状況は非常に残念だ」と述べた。さらに「非生産的な敵対行為をすぐに中断し、朝鮮半島の平和増進に向け南北が膝を交えるべきだ」との見解を示した。記者団から南北関係後退の現状に対する政府の立場を問われ、このように答えた。  韓国軍当局によると、北朝鮮の最前線地域で拡声器を再設置する様子がとらえられている。この統一部当局者は2018年4月27日に南北首脳が合意した板門店宣言に触れながら、「万一、北が韓国に対する拡声器(を使った宣伝放送)を再開するなら条項に違反する」と指摘した。同宣言には「軍事境界線一帯で拡声器放送とビラ散布をはじめ全ての敵対行為を中止し、その手段を撤廃する」とあり、北朝鮮はこれに基づき拡声器を撤去していた。  同当局者は「北が拡声器による放送を始めるなら、政府は深く遺憾に思う」と述べた。  一方、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体「自由北韓運動連合」が22日夜に北朝鮮批判のビラを散布したと主張していることに関しては、「警察が事実関係を調べており、われわれも確認を待っている」と答えた。また、「北へのビラであれ南へのビラであれ、南北関係の発展に役立たない。非生産的なビラ散布は直ちに中断すべきだ」と求めた。

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(2020/06/23)