「僕たちは互いの『重荷』を分担することができる」──退役軍人支援に奮闘する世界的ミュージシャン、ジョン・メイヤー。(VOGUE JAPAN)

【リンク先抜粋】
ジョンがこうした退役軍人のケアに関心を持ったのは、2008年、友人と共に海兵隊基地を訪問したことだった。 「その日は有名人が訪問するような特別な日ではなく、誰も僕が来ることを知らなかった。そのため、兵士らのごく普通の日常を知ることができました。あの日、負傷兵の兵舎に行った経験が、僕を永遠に変えたのです。軍務を行う人々への感謝が増したと同時に、彼らが背負っている途方もない重荷に驚きと腹立たしさを覚えました」 ジョンは、この経験をきっかけに退役軍人への関心を深め、2012年、科学者や臨床医らと共に彼らの支援に乗り出した。そして昨年3月には、戦争の傷跡をあらゆる角度から調査し、世間に伝えるために、退役軍人の心身の健康改善を目的とする「ハート・アンド・アーマー財団(The Heart and Armor Foundation)」を設立。彼のポリシーは、「言葉ではなく実際の行動(real action)で軍を支援すること」。同財団の成果として、これまでに学術誌への多数の論文掲載に加え、PTSDの新たな治療法や、女性退役軍人の栄養管理をサポートするスクリーニングツールなどを開発している。

続きはこちら

(2020/06/22)